世界には130万種類をこえる動物がいるなんて言われている。様々な進化を遂げる中、変な特徴を持つことになった奇妙な動物が多くいるらしい。
数ある変な生物の中でも、今回は見た目がどうかしてる「なんかへん」な動物達を集めてみた。常識にとらわれない動物たちの進化の結果に注目だ!
変な生き物たち
オカピ
「森の貴婦人」と呼ばれる世界三大珍獣の一つ。なにがおかしいって身体は鹿みたいなのに足だけは完全にシマウマ。身を守るための保護色なんだろうけど逆に目立っているように見える。これ完全に茶色だった方が目立たないんじゃ…?
バビルサ
一見するとどこにでもいるイノシシだけど、よく見ると角(牙)がカールして異常に長い。成長とともに伸びる角は自らの脳天目がけて伸び続ける。角が脳に刺さって死ぬという噂もあるほど。
デメニギス
変な魚が多い深海魚の中でも一際異彩を放つ「キング オブ 変な魚」。透明な頭部の中に眼球が格納されており、真上を見ることができるという仕組み。目を大切にするという姿勢はスマホ依存の現代人なら見習いたい。
チベットスナギツネ
キリッと凛々しい表情を持つキツネたちの中で、最も「ユルい顔」をしているのがチベットスナギツネだ。別にこの顔だからどうって事は無いけれど、そのやる気の無い顔付きには「違う、そうじゃない!」と突っ込まざるを得ない。
ホッキョクウサギ
北極周辺に生息するホッキョクウサギ。見た目はモフモフで可愛いのに、立ち上がると異様に足が長くムキムキ感。キモカワ系の動物にクラスチェンジしてしまう。 いかにも「四足歩行」という感じ。たくましい。
ヒョウアザラシ
ゴマフアザラシなどの可愛らしいイメージが定着してしまったアザラシだけど、このヒョウアザラシは野生感丸出しのちょっと怖い顔つき。肉食だぞと言わんばかりだ。
アオミノウミウシ
電気クラゲとして知られる「カツオノエボシ」を捕食する「泳ぐウミウシ」。その見た目はまさにエイリアン。クラゲの毒が効かないばかりか、毒針を食べて自分の武器にする。しかも人間を殺せるレベルの猛毒。泳ぎ疲れたらエサである毒クラゲに乗っかって遠くまで移動するらしい。どうかしてるぜ。
カタカケフウチョウ
メスに求愛ダンスを披露する鳥は数多くいるけれど、ここまでスマイリーな模様で踊るのはカタカケフウチョウだけ。メスの逃げ場をなくしつつ翼を広げて求愛する仕草はとてつもなくカワイイ。コートを広げたしつこい露出狂みたいにも見えるけど。
シロヘラコウモリ
コウモリといえば黒いイメージが強いけれど、シロヘラコウモリは真っ白モフモフ。キーホルダーにしたら女子高生の間で流行りそうな見た目だ。
洞窟とかにいるわけでも無く、大きな葉っぱの裏にくっついて休む。
カワイルカ
野生感バリバリの生物はこちらにも。川に生息するカワイルカというイルカは、川の過酷な環境に適応するため、目は小さくなり口吻は細長くなり…なんだか怖い見た目に進化したという訳だ。中でもピンクイルカは身体中が傷だらけでめちゃくちゃ怖い。
ジェレヌク
まるでファッションショーに登場するモデルのようなスマート体型を持つジェレヌク。そんな体型で厳しい自然界を生き抜けるのか心配になるほどだ。主食は木の花や葉、果実などで地面から生える葉っぱは食べないらしい。こだわり強いね…。
マエガミジカ
前髪が生えた鹿なのでマエガミジカと言われることが多いが、どう考えても前髪なんかより口から飛び出した牙が目立っている。こんなイカツイ牙を持ってるのに草食。訳わかんない!
ヒヨケザル
ネズミの仲間であるムササビやモモンガのような見た目だけれど、どちらかといえばサルに近いとされている。なんだかコウモリっぽくもある。木から木に飛び移る際に腕の皮膜を使って滑空する。
アイアイ
子供たちにも人気の童謡「アイアイ」で有名なサル。さぞかし可愛いと思っている人も多いが、実物はかなり怖い顔をしている。実際、生息地のマダガスカルでは不気味な動物として忌み嫌われることもあり「悪魔の使い」と呼ばれている。
テングザル
めちゃくちゃ鼻がでかいことから天狗猿。大きいほどメスにモテるようだが、食事の際には邪魔になるため、鼻を持ち上げるらしい。
アンゴラウサギ
モフモフの毛に包まれたモップのようなウサギ。採毛のために人の手によって品種改良が行われ、こんなに暑苦しい姿になった。近年ではペットとしても人気。
サイガ
ロシアに生息するサイガというレイヨウ。やたらと鼻がでかい。この鼻には加湿効果やフィルターの役目を果たす機能が付いており、乾燥や粉塵から身体を守っている。いわば空気清浄加湿機だ。
ボールカッター(パクー)
アマゾン川に生息する最大体長1m超えの大型魚。人間のような歯を持っており、硬いものでも噛み砕く。過去には現地男性のタマタマを引きちぎった事もあるらしい。ボールをカット&パク―。…怖っ。
ホウジャク
小鳥と思わせておいてのまさかの蛾。空中でホバリングする姿がハチドリに似ていることからブラジルでは「ハチドリの蝶」なんて呼ばれる。それでも、残念ながら「蛾」。
ホシバナモグラ
鼻先が爆発したんか!と突っ込みたくなるようなモグラ。エイリアンの触手のような鼻を使って、地中の餌を探し出す。エサのためなら水中すら泳ぐモグラ界の異端児だ。