【カバ】野生種は世界一危険!?年間死者3000人超ともいわれる暴食のハンター!

Jean-Pierre Dalbéra CC表示2.0

動物園では水の中からあまり動かず、のんびり屋のイメージが強いカバ。しかし、生息地では獰猛な野生生物として知られており、年間に世界各地で死者3000人を超える被害を出し続けていると言われている。TVの動物番組でキャベツを丸かじりして粉砕するシーンを見たことがある方も多いかもしれないけれど、あの感じでガブリといかれる可能性があるわけだ。

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カバの特徴

カバといえば、日本各地の動物園で飼育されている比較的ポピュラーな動物だけど、その生態について詳しい人はそこまで多くないかもしれない。簡単にカバがどのような動物なのか見ていこう。

カバの体長は約3.5mで大きい個体だと4mを超えることもある。体重も見た目通り1600㎏程度から重い個体は3000㎏=3トンを優に超える恵まれた体格の持ち主だ。あの重厚な鎧の体を持つシロサイですら体重2300㎏程度なので、カバがいかに超ヘビー級なのかがわかるだろう。

オスは単独で生活することが多いが、メスと子供のカバは10-20頭で集まって生活する群れスタイル。多い時には100頭を超える群れを作ることもあるらしい。なにそれ怖い。

カバは人間を襲って食べるのか

カバは基本的には植物食で、水草や木の葉や根などを一日に30-40㎏平らげる。この量は体重から考えると少ないほうで見た目によらず少食なのだそう。しかし、カバが草食動物だからといって、肉を全く食べないわけじゃない。彼らは餌が豊富にある分にはベジタリアンだけど、時にはインパラを捕食したり、死んだ仲間のカバの肉を食べていることも分かっていたりと、タイミングがあれば肉も食べるみたいだ。

Paulmaz CC 表示-継承 3.0

では襲われた3000人もの人々もカバに捕食されてしまったのかといわれると、どうやらそうでもないらしい。カバが人間に襲いかかるケースのほとんどは、人間をエサとして見ているのではなく、攻撃対象として敵対行動をとっている場合が多いようだ。

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アフリカでは「最も注意が必要な動物」とも

カバが最も危険な生物といわれる理由の一つは、彼らの縄張り意識の高さ。餌場への通り道を横切っただけでテリトリーを侵略されたと思い、時速30㎞以上で追いかけてくることもあるそうだ。

Jamin CC 表示-継承 3.0

カバの餌場は基本的に水場から3㎞ほどの範囲だが、餌場までの道のりに泥浴びスポットがあれば最長10㎞もの範囲まで出張採食に行くこともあるらしい。つまり川の近くではないのにカバに遭遇して襲われる可能性だってあるのだ。そのためカバは「最も注意が必要な野生生物」と称されることもある。

カバの顎は150度以上も開き、嚙みつく力は1トン以上といわれている。一たび噛みつかれたら最後、骨まで粉々に砕かれ、手足であれば切断は必至。胴体を嚙まれれば即死につながる可能性が高い。

もし生息地に行く機会があればカバの近くには近寄らないこと。万が一、カバの怒りに触れてしまい、追いかけられるような事態になった場合は、カバの持久力が持たないことを祈りながら全速力で走るしかないだろう。