Backrooms(バックルーム)完全解説!階層・脱出方法・リミナルスペースの謎を解き明かす

はじめに:なぜ私たちは「黄色い部屋」に懐かしさを感じるのか

 

もし、ふとした瞬間に足元の床が抜けて、現実の裏側に落ちてしまったら……なんて考えたこと、ありませんか?

 

今、ネット上で世界中の人々を虜にしている都市伝説、それが「The Backrooms(バックルーム)」です。黄色っぽい壁紙、ブーンと唸る蛍光灯、どこまでも続く無機質な部屋。ただそれだけの画像なのに、なぜか多くの人がこう感じるんです。「あれ? ここ、どこかで見たことがある気がする」って。

 

今回は、ただのホラー画像として片付けるにはもったいない、この奇妙で魅力的な世界についてじっくりお話しします。設定を読み込むのが好きな方も、あの独特な映像美に惹かれている方も、ぜひ最後まで付き合ってください。知れば知るほど、現実の景色が少し違って見えてくるはずですよ。

 

目次
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Backrooms(バックルーム)とは?発祥と基礎知識

ネット掲示板「4chan」から始まった伝説

 

全ては2019年5月、海外の画像掲示板「4chan」へのある書き込みから始まりました。「不安になる画像を貼ってくれ」というスレッドに、匿名ユーザーが一枚の黄色い部屋の画像を投稿したんです。

 

そこに添えられた短いテキストが、この伝説の起源となりました。「もし現実世界で『バグ』って壁をすり抜けてしまったら、ここに行き着く」という設定。これが多くのユーザーの想像力を刺激し、瞬く間に拡散されたんです。

 

クリーピーパスタとしての定義と広がり

 

ネット上の怪談や都市伝説を「クリーピーパスタ(Creepypasta)」と呼びますが、Backroomsはその中でも異色な進化を遂げました。

 

最初はたった一枚の画像と短い文章だったのに、世界中の有志たちが「ここには別の階層があるらしい」「こんな怪物がいる」と設定を書き加えていったんです。まるで、みんなで寄ってたかって巨大な架空のデータベースを作り上げているような感覚。SCP財団などが好きな人にはたまらない展開ですよね。

 

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なぜ「実話」のように語られるのか?

 

Backroomsが怖いけれど面白いのは、「日常のすぐ隣にあるかもしれない」と思わせるリアリティがあるからです。

 

幽霊屋敷や呪いの村といった特別な場所ではなく、オフィスビルの裏側や、閉店後のショッピングモールのような「ありふれた場所」が舞台だからこそ、「自分も迷い込むかもしれない」という没入感が生まれるんですね。

 

「リミナルスペース」との深い関係性

リミナルスペース(境界的空間)の意味とは

 

Backroomsを語る上で外せないのが、「リミナルスペース(Liminal Space)」という概念です。直訳すると「境界の空間」。

 

たとえば、移動のためだけに使われるホテルの廊下、深夜の空港、引っ越した直後の家具のない部屋などがこれに当たります。「目的地」ではなく「通過点」としての場所。そこには本来、人がいるはずなのに誰もいない……この違和感が、Backroomsの恐怖と美しさの根源なんです。

 

「ケノプシア」:かつて賑わっていた場所の虚無感

 

この感覚を表す面白い言葉に「ケノプシア(Kenopsia)」があります。かつては人で賑わっていた場所が、今はひっそりと静まり返っている時に感じる、あの独特な虚無感や寂しさのことです。

 

Backroomsの画像を見て「怖い」だけでなく「エモい」「落ち着く」と感じる人は、このケノプシアに強く惹かれているのかもしれません。廃墟好きや、深夜の散歩が好きな人なら共感してもらえるはずです。

 

画像を見るだけで不安と懐かしさを感じる心理

 

人間の脳は、文脈(コンテキスト)が欠けた情報を嫌う傾向があるそうです。「廊下」という場所は、普通なら「誰かが歩いている」「部屋へ続く」という情報とセットですよね。

 

でも、Backroomsの画像にはそれがない。出口も見えず、人もいない。脳が「これは異常事態だ!」とアラートを鳴らす一方で、記憶の片隅にある「似たような風景」と照らし合わせるため、不安と懐かしさが同時に襲ってくるというわけです。心理学的にも理にかなった恐怖なんですね。

 

Backroomsの世界線:Wiki版と映像版の違い

Wikidot・Fandom(設定・考察オタク向け)

 

さて、ここからは「設定・考察オタク」の皆さんが大好きな情報の整理をしましょう。Backroomsには大きく分けて2つの主流な世界観があります。

 

一つは、有志によるWikiサイト(WikidotやFandom)を中心とした世界線。ここでは数千にも及ぶ「階層(Level)」や、無数の「エンティティ(怪物)」、そして探索者たちの組織(M.E.G.など)が詳細に設定されています。「Level 999は楽園らしい」とか「このアイテムがあれば生き延びられる」といった、ゲーム攻略のような楽しみ方ができるのが特徴です。

 

Kane Pixels・映像作品(ファウンド・フッテージ派向け)

もう一つは、YouTubeで爆発的な人気を博したクリエイター、Kane Pixels氏による映像作品群です。

 

こちらはWikiの設定とは少し異なり、「A-Sync(エイシンク)」という架空の研究所が異次元への扉を開いてしまった……というSF色の強いストーリーが展開されます。まるで1990年代に撮影されたビデオテープを見ているような、圧倒的なリアリティ。「ファウンド・フッテージ(発見された映像)」作品として楽しみたい方は、まずこちらの動画を見るのがおすすめです。

 

それぞれの楽しみ方と情報の見極め方

 

初心者が混乱しやすいのが、「Wikiにはこう書いてあるのに、動画と違う!」という点。でも、「正解は一つではない」のがBackroomsの良さなんです。

 

  • Wiki派:膨大なデータを読み込み、自分なりの最強サバイバル術を妄想する。
  • 映像派:映像に隠された謎を考察し、ストーリーとしてのドラマを楽しむ。

 

どちらも別々の「並行世界」として楽しむのが、通な味わい方ですよ。

 

もし迷い込んだら?侵入方法と基本ルール

「Noclip(壁抜け)」というバグ現象

 

もしあなたがBackroomsに行きたい(あるいは行きたくない)なら、「Noclip(ノークリップ)」という言葉を覚えておいてください。

 

これはFPSゲームなどで、プレイヤーがバグって壁や床をすり抜けてしまう現象のこと。Backroomsの設定では、現実世界でも稀にこのバグが発生するとされています。「つまずいて転んだ拍子に床をすり抜けた」「壁に寄りかかったらそのまま倒れ込んだ」……それが迷宮への入り口です。

 

現実世界との境界線が薄くなる場所

 

一般的に、以下のような場所や状況でNoclipが発生しやすいと噂されています。

 

  • 古い建物の、色が少し違って見える壁
  • 誰もいない階段の踊り場
  • 夢と現実の区別がつかないような、意識が朦朧としている時

 

「あ、ここなんかおかしいな」と感じたら、不用意に近づかないのが身のためです。まあ、好奇心が勝ってしまうのが人間の性なんですけどね。

 

サバイバルのための心構え

 

運悪く迷い込んでしまった場合、最も重要なのは「パニックにならないこと」です。

 

Backroomsでは、精神状態(Sanity)が生存率に直結します。「もう帰れない」と絶望したり、恐怖で取り乱したりすると、悪いものが寄ってきたり、さらなる深淵へ落ちてしまったりします。まずは深呼吸。そして、「自分は今、壮大なネット怪談の中にいるんだ」と客観視するくらいの図太さが必要です。

 

生存の鍵!必須アイテム「アーモンドウォーター」

アーモンドウォーターの効果と入手方法

 

Backroomsで最も有名で、かつ命綱となるアイテム。それが「アーモンドウォーター(Almond Water)」です。

 

古びたラベルの缶やボトルに入って落ちていることが多く、飲むと渇きを癒やすだけでなく、減ってしまった正気度(Sanity)を回復させる効果があります。ほんのり甘いバニラやアーモンドの風味がするらしく、怪我の消毒や、攻撃的なエンティティを追い払うスプレーとしても使える万能アイテムです。

 

偽物に注意!腐った水や「リキッドペイン」

 

ただし、落ちている液体を何でも飲んでいいわけではありません。

 

中には腐敗した水や、飲むと激痛に見舞われて死に至る「リキッドペイン(Liquid Pain)」という恐ろしい毒液も存在します。見た目が赤っぽかったり、異臭がしたりする場合は絶対に口にしないでください。この世界では、「見極める目」が生死を分けます。

 

アイテムの物々交換とSanity(正気度)の管理

 

もし他の生存者(放浪者)に出会えたら、アーモンドウォーターは貴重な交換材料になります。食料や武器、そして情報と交換できるかもしれません。

 

この世界で一番怖いのは怪物ではなく、孤独と絶望による発狂です。甘いアーモンドウォーターで一息ついて、常に正気を保つこと。それが、この無限の迷宮を生き抜く第一歩なんです。

 

代表的な階層(Level)解説①:基本の3階層

Backroomsには、確認されているだけでも数千以上の「Level(階層)」が存在します。初心者がまず知っておくべきなのは、探索者が最初に通ることになる「基本の3つ」です。

 

Level 0 “The Lobby”:無限に続く黄色の部屋

 

全ての始まりであり、最も有名な場所です。「Backrooms」と言われて誰もが思い浮かべるのがここですね。

 

特徴は、不快な黄色の壁紙、湿ったカーペットの臭い、そして常にブーンと鳴り響く蛍光灯のハム音。ここには家具もなければ、出口もありません。ただひたすらに同じ部屋が続いているだけ。

 

ここで一番怖いのは「怪物」ではなく「孤独」です。エンティティとの遭遇率は低いとされていますが、変化のない景色に精神を削られ、自分が誰だったか忘れてしまう人も多いとか。電波は通じませんが、Wi-Fiのアンテナが立つこともあるらしいですよ。繋がりはしませんけどね。

 

Level 1 “Habitable Zone”:生存可能な倉庫空間

 

Level 0を何日も彷徨い続け、運良く「Noclip」すると到達できるのがここ。コンクリートの壁と床が広がる、巨大な倉庫のような場所です。

 

名前の通り「居住可能(Habitable)」で、木箱(クレート)の中には水や食料が入っていることがあります。しかも、ここでは他の探索者や、M.E.G.(探検家総署)という組織の拠点に出会える可能性があるんです!

 

「やっと人に会える!」と安堵する場所ですが、明かりが消えると危険なエンティティが現れるので、決して油断はできません。懐中電灯は必須ですよ。

 

Level 2 “Pipe Dreams”:配管が張り巡らされた危険地帯

 

Level 1からさらに進むと、今度は壁一面にパイプが張り巡らされた、蒸し暑い整備用トンネルのような場所に出ます。

 

ここはハッキリ言って「長居無用」です。気温が異常に高く、パイプからは正体不明の黒い液体が漏れ出しています。そして何より、エンティティの出現率がグッと上がります。狭い通路で怪物と鉢合わせしたら……想像するだけでゾッとしますよね。次の階層へ行くための扉を見つけたら、迷わず飛び込むのが正解です。

 

代表的な階層(Level)解説②:人気の高い特殊階層

基本の階層を抜けると、そこにはシュルレアリスム絵画のような、奇妙で美しい世界が広がっています。特にファンに人気のある「映える」階層を紹介しましょう。

 

Level 37 “Poolrooms”:美しくも不気味なプールの世界

 

「リミナルスペース」ファンから絶大な人気を誇るのが、通称「Poolrooms(プールルーム)」です。

 

白いタイル張りの空間に、清潔な水が満たされている場所。窓からは光が差し込んでいるのに、外の景色は見えません。水の流れる音だけが響く、神聖で静寂な世界です。

 

基本的には安全な階層とされていますが、奥へ進むと水深が深くなり、底が見えない暗闇が広がっていることも。「美しいのに、どこか怖い」というBackroomsの芸術性を象徴するような場所ですね。

 

Level ! “Run For Your Life”:赤一色の逃走劇

 

静かなプールとは対照的に、「絶対に生きた心地がしない」のがこの階層です。

 

見た目は長い病院の廊下ですが、非常灯の赤い光で染まっています。ここに入った瞬間にやるべきことは一つだけ。「全力で走ること」です。後ろからは大量のエンティティが全速力で追いかけてきます。立ち止まれば即死、障害物を避けながら10km先の出口までノンストップで駆け抜けなければなりません。まるでアクションゲームの脱出イベントのような階層です。

 

Level 94 “Motion”:丘の上に浮かぶ奇妙な家

 

少し変わった雰囲気の場所も紹介しましょう。夜明けのような薄暗い空の下、芝生の丘が広がる世界です。

 

丘の上には一軒の家とお城が建っているのですが、よく見るとそれらは「切り抜いた写真」のようにペラペラで、空中に浮いているんです。まるで子供が描いた絵の中に入り込んだような、不気味なファンタジー感がたまりません。「アニメーション」と呼ばれる友好的な(?)エンティティがいることでも知られています。

 

遭遇したくない!危険なエンティティ(実体)図鑑

Backroomsには、こちらの常識が通じない住人たちがいます。もし出会ってしまったらどう対処すればいいのか? 有名な3体覚えておきましょう。

 

Smiler(スマイラー):暗闇に光る笑顔

 

暗がりから、「目と歯だけ」が光ってこちらを見ている……それがスマイラーです。

 

彼らは光に反応します。もし遭遇したら、パニックになって走ったり叫んだりしてはいけません。手持ちの懐中電灯やサイリウムを、自分から遠い場所に投げてください。彼らがその光源に気を取られている隙に、ゆっくりと後ずさりして逃げるのが唯一の対処法です。間違っても、彼らの「笑顔」を凝視し続けてはいけませんよ。

 

Hound(ハウンド):四つん這いの獣

 

ボサボサの黒髪を持つ人間のような見た目ですが、犬のように四つん這いで高速移動するのがハウンドです。

 

彼らの対処法は、野生動物への対応に似ています。「目を逸らさずに威嚇すること」。背中を見せて逃げると、狩猟本能を刺激して襲ってきます。じっと目を見つめながら距離を取り、角を曲がった瞬間に全力で逃げてください。

 

Partygoer(パーティーゴア):風船と笑顔の罠

 

「楽しそうだね! =)」
そんな書き込みを壁やネットで見かけたら要注意です。

 

黄色い体に風船を持った彼らは、非常に知的で狡猾です。油断している探索者を捕まえ、自分たちの仲間(パーティーゴア)に変えてしまいます。彼らがいる場所には風船や紙吹雪が落ちていることが多いので、楽しげな雰囲気を感じたら、そこは地獄の入り口だと思ってすぐに引き返しましょう。

 

映像で楽しむBackrooms:Kane Pixelsの世界

Wikiの設定とは一味違う、Kane Pixels氏の映像作品シリーズについても触れておきましょう。ファウンド・フッテージ好きにはたまらない「考察要素」が満載です。

 

「A-Sync社」と「The Complex」の謎

 

このシリーズの最大の特徴は、「企業がBackroomsを発見し、管理しようとしている」という点です。

 

1980年代後半、A-Sync(エイシンク)という研究所が「KV31」という磁気歪みの実験を行い、偶然異次元への扉(Threshold)を開いてしまいます。彼らはこの空間を「The Complex」と呼び、倉庫や居住区として利用しようと画策します。しかし、未知のバクテリアや空間の歪みに翻弄され、計画は徐々に狂い始めていく……というSFホラー的な展開が魅力です。

 

1990年代の記録映像風リアリティの魅力

 

動画はすべて、VHSテープの画質で再生されます。画面のノイズ、手ブレ、くぐもった音声。これらが「本物の記録映像」のような不穏さを醸し出しています。

 

特に、防護服を着た研究員たちが、無機質な黄色い部屋で淡々と調査を進めるシーンは、現実と非現実の境界がわからなくなるほどの完成度です。

 

バクテリア(Bacteria)の正体とは

 

Kane Pixels版の代表的な怪物は、黒い針金をぐちゃぐちゃにしたような姿の「バクテリア」です。

 

奇怪な咆哮を上げながら迫りくる姿はトラウマ級。Wiki版のエンティティよりも生物的な不気味さがあり、「この空間に長くいると人間が変異してしまうのか?」といった考察もファンの間で白熱しています。

 

Backroomsからの脱出方法は存在するのか?

「The End」は本当の終わりではない?

 

多くの探索者が目指すのが、「The End」と呼ばれる階層です。図書館のような見た目で、「END」という文字が表示されているため、ここが出口だと信じ込んでしまう人が後を絶ちません。

 

しかし、残念ながらこれは「偽のエンディング」と言われています。ここで安心してしまうと、永遠にこの図書館に閉じ込められることに。甘い言葉や看板を信じてはいけないのが、この世界の鉄則ですね。

 

「Frontrooms(現実世界)」へ帰還する噂

 

では、脱出は不可能なのか? 実は「Frontrooms(フロントルーム)」、つまり私たちが住む現実世界へ帰還したという報告もごく僅かに存在します。

 

「特定の壁をNoclipして戻った」「Level 3999の課題をクリアした」など噂は様々。しかし、戻ってきたと思ったら「実はまだ幻覚の中だった」というオチもしばしば……。確実な方法は確立されていないのが現状です。

 

終わりがないからこそ惹かれる魅力

 

もし本当に出口が見つかってしまったら、Backroomsの物語はそこで終わってしまいます。「出られそうで出られない」「無限に広がり続けている」という絶望感こそが、私たちがこの世界に惹きつけられ続ける理由なのかもしれません。

 

【NG行動】Backroomsで絶対にやってはいけないこと

最後に、もしあなたが迷い込んだ時に(あるいは夢の中で迷い込んだ時に)絶対にやってはいけないNG行動をまとめておきます。

 

赤い風船を見つけても近づいてはいけない

 

「あ、風船だ。誰かいるのかな?」なんて思って近づくのは自殺行為です。それはパーティーゴアの罠です。楽しげなものほど、この世界では疑ってかかりましょう。

 

むやみに音を立てて移動してはいけない

 

「誰かいますかー!」と叫びながら歩くのは、エンティティに「ここに餌がありますよ」と知らせているようなもの。基本は隠密行動(ステルス)です。足音を忍ばせ、耳を澄ませてください。

 

「出口」という表示を信じてはいけない

 

非常口のマークや「EXIT」という看板。現実世界なら安心のサインですが、ここでは「罠」の可能性が濃厚です。特に、あからさまに誘導してくる矢印や看板は、危険な階層やエンティティの巣窟へ繋がっていることがほとんどです。

 

よくある質問(FAQ)

 

Backroomsは実在する場所ですか?

 

いいえ、安心してください。これはインターネット上で創作された共同怪談(シェアワールド)であり、実在しません。画像も、既存の建物の写真やCG合成で作られたものです。

 

日本にもリミナルスペース的な場所はありますか?

 

たくさんあります! 深夜の地下街、閉店間際のイオンモール、誰もいない市民プール、昭和レトロな団地の給水塔など。「懐かしいけどちょっと怖い」と感じる場所を探して、写真を撮ってみるのも楽しいですよ。

 

GoogleマップにBackroomsが映るって本当?

 

時々、Googleマップの座標にBackroomsの画像が表示されることがありますが、これはファンが「イタズラ」で画像を登録したものです。実際にその場所に行っても、黄色い部屋はありません。

 

初心者が最初にチェックすべき動画やサイトは?

 

映像ならYouTubeの「Kane Pixels」チャンネルの『The Backrooms (Found Footage)』が必見です。設定を知りたいなら「Backrooms Wiki (Wikidot)」の日本語訳サイトを読むと、情報の海に溺れることができますよ。

 

子供が見ても大丈夫なコンテンツですか?

 

基本的にはホラーコンテンツなので、過激な描写(流血や怪物)が含まれる場合があります。特に動画作品はショッキングなシーンもあるため、心臓の弱い方や小さなお子様は注意が必要です。

 

まとめ:終わりのない迷宮を、安全な場所から楽しもう

 

黄色い部屋の画像から始まり、今や数え切れないほどの物語を生み出し続けているBackrooms。それは、私たちが心の奥底に持っている「孤独への恐怖」と「未知への好奇心」を刺激する、現代の神話なのかもしれません。

 

もし、深夜のオフィスや静まり返った廊下で「既視感」を感じたら……少しだけ思い出してください。壁の向こう側には、無限の迷宮が広がっているかもしれないことを。
それでは、安全な現実世界(Frontrooms)で、良きネットライフを!

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